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11/28 鏡山城に行ってきた

東広島市にある鏡山城に行ってきました。見ての通り閉山していました。おそらく7月の豪雨の影響で土砂災害があったのではないでしょうか
鏡山城は東広島市西条の史跡で西国の大大名だった大内氏が応仁の乱で細川氏との争いに備えて築いた城だそうです。しかしその機能は細川氏との争いよりも出雲・石見で勢力を伸ばしてきた京極佐々木氏出身の尼子経久との安芸支配を巡る争いで発揮しました。
鏡山城は閉山していましたがそのすぐ近くにある鏡谷神社は閉山していませんでした。鏡山城の中に境内があるので鏡谷神社は恐らく鏡山城の本丸にあたる場所に建てられたことは推測できます。
かなり険峻な階段でした。はっきり言ってスニーカーでも危ない山です。私はブーツで行きましたが街用ブーツだったので下山時に結構滑りました。神社の境内はかなり簡素でぶっちゃけなにもありませんでしたが中には元城主の蔵田氏のお墓が並んでいました。縁起を読んでみるとやはりこの境内は鏡山城の本丸にあたる場所で毛利氏の安芸統一を目指した戦いの際に激しく抵抗したものの援軍が望めず降伏して切腹したそうです。
あっさりと終わった鏡山城でしたが近くには鎮西谷遺跡なるものがありました。弥生時代の住居跡や中世鎌倉時代の屋敷跡の遺跡だそうです。ここに人が住んでいて重要な拠点だった証でもあります。
竪穴式住居跡などもありました。中は散策できるように歩きやすいように整備されていました。周りが開けているので西条盆地を見渡すことができました。広島県は個人的には兵庫県に似てるなあと思ったりするんですが、決定的な差は兵庫が狭いのは尼崎から神戸まで、神戸から姫路までは西に交通の便が良く開けているのですが、広島県は山続きの県だということです。広島が呉を中継地点に福山まで兵庫県の神戸、明石、加古川、姫路間のように開けていたら広島県もっと栄えたことでしょう。それゆえに広島県は海を道路の代わりとし島を駅の代わりに海上交通が発展したのだと思います。足利尊氏が南朝に敗れて着の身着のまま九州に逃れた時の脱出経路は海でした。そして逆襲のために帰る時もまた海でした。足利氏は源氏ですので東方の武士です。当然騎馬が得意です。その証拠に足利尊氏と真正面から戦いを挑んで勝った武士は存在しません。尊氏の負け戦は楠の策略に破れたり、政治的な要因で敗れたりがほとんどです。尊氏にとっては陸が開けていたら馬に乗って平地を進む方が良いのです。それなのになぜ海を使ったのか。それは陸路が難所だったからに他なりません。
鏡山城の散策を終えるとその後割と近かったので竹原まで行きました。竹原の道の駅でバイクを降りると私のバイクを見たおじいさんが「あんた自衛隊の人かねぇ?」と聞いてきました。私は何のことかわからず「違いますよ」と言ったら「そんな特車二課整備班って書いてるから自衛隊の人かと思ったわ」と言われました。パトレイバーを知らない人はそう思うか・・・「漫画のやつなんです」って言うと「なんじゃあ漫画かねぇ」と言っていました。竹原は「たまゆらの里」なので漫画への抵抗は全くありません。
竹原の町並み保存地区は安芸の小京都と言われています。小早川隆景が三原の小早川本家を統一するまで本拠地に使っていたのが竹原でした。竹原は竹原小早川家の本拠地、三原の小早川家の本家と分離していましたが小早川興景には子がなく隆景が養子に行ったのが竹原の小早川家でした。後に三原の小早川家を統一した小早川隆景は本拠地を新高山城に移します。
最後は竹原港に向かいました。ここからは大崎下島、上島に向かう船が出ています。朝10時ごろに出て3時30分に竹原を出ました。自宅についたのは5時頃でした。途中コンビニで休憩をはさみましたが広島から西条まで1時間程度、西条から竹原まで30分程度、竹原から広島まで1時間30分、意外と近いと思いました。私は広島から西条までで2時間、西条から竹原で1時間、竹原から広島まで3時間かかると思っていましたが遊んでいた時間を含めないでトータルで3時間程度しかかかりませんでした。往復3時間はかなり近場と言えます。大阪~姫路は車で下道を往復で4時間です。そう考えるとかなり近いといえます。風防買って向かい風を押さえたら余裕で福山や岡山ならカブでも足を延ばせそうですね。
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tetsugorou • 2018年11月28日


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